観察力
ばんごはんは、近所のおそばやさんに食べに行くことになりました。
で。その途中の道、バス停の前に、なんかどよーんとしたおたくっぽい雰囲気のおにいさんが脇の段差に座っているところを通り過ぎたのですが。
しばらく歩いてその人が見えなくなったところで、かっちんと2人で先を歩いていたたけちっちが大笑いし始めました。
かっちんが、たけちっちに小声で話した内容は。
「さっきのバス停にいた人チラ見したらね、なんか目が死んでるみたいだった!」
だったそうです(^^;
あなた、ぼーっとしてるわりにはそーゆーとこチェックしてるわよね。
ぼーっとしてるあいだ、変なことにばっかり興味もってずーっと考えてるんでしょ?
やっぱり母の子供の頃みたいだわ。
でも、そーゆーとこ、小声で言えるようになったのは、ちょっと成長したわよね。
前は、思いついたらなーんでもすぐにその場で声にしないときがすまなかったもんね。
3歳の頃、バスの中で。
「ははーっ!なんでこのおじちゃん、かみのけこれしかないのぉー?」
母は、前に座ったおじさんがかわいそうでいたたまれなかったわ。
でもあなたはなんでなんで?としつこく聞くし、口押さえたら「おさかないでよっ!(おさえないで。ね)」と手を振り払い、おでこぺちってたたいたら、「たたかないでよっ!」って騒ぐし、周りのお客さんの肩が震えているのを、母、泣きそうになりながら見ていたわ。
まーだ空気の読めない2年生だけど、ちょっとは成長したってことよね?