おじゅけん

明日、友人の娘さんが中学校を卒業します。

進学先も無事決まり、本人は新しい制服のスカート丈が長すぎると文句を言ってるけど、お母さんにとっては感慨もひとしおな感じ。
明日はお母さんが号泣するんだろうなぁ(*^^*)

結婚して千葉に引っ越してきたとき、カルチャーショックを受けたことが2つあります。(いや。ほんとはもっとあるのだけど。。。)
裏道なのにどうしてこんなに車のとおりが多いんだろうと思っていたところが実はメインの道路だったことと、もう1つは中学生が白いヘルメットをかぶって自転車通学をしていたこと。
こんな田舎の風景の中(東京通勤圏ということで、地元の人は田舎だとは思っていないけれど。。。)で、むかーしから住んでいる農家の土地と、あたしたちのように、ほかの土地から移ってきた人たちが住む新興住宅地が隣接している地域で、ヘルメットをかぶっている中学生は、ほんとにほのぼのして見えていたのです。

でも、この辺の公立中学校も結構荒れているようで。
もちろん学校や学年、クラスによっても違うのだけど、本当だったら仲のいい友達や信頼する先生と別れを惜しんでいるこの時期に、「さっさと卒業しちゃいたい」といっているのを聞くのは、とてもかわいそうな気がします。周りの子達も、多くが同じ気持ちだそうで。

隣の市では、中学校で覚せい剤の売買があったといううわさも。
テレビの中のことだと思っていては、子供は守れないのかな?

あたしはずーっと地元の小中学校に通い、高校も看護学校も公立だったので、子供の受験は高校受験からだと思い込んでいたのだけど、子育ての先輩たちからいろんな情報を聞く機会があると、あまりのんびりしているのは、親の怠慢のようにも思えてきてしまいます。
公立でしっかりと人に流されないで過ごすのは、中学生には難しいでしょうか?

千葉県にも、平成20年に、公立の中高一貫校が出来るそうです。
きっとすごい倍率になるのでしょう。

私立に行かせてあげるとしたら、うちの場合相当な覚悟が必要になります。
塾にだって、遅くても4年生くらいから行かなきゃいけないみたい。

できるだけのことはしてあげたいとは思うけれど、学資保険と子供名義の貯金だけではきっと足りない。
あかちゃんのころから、初節句やお誕生日、お年玉など、子供宛にお祝いを頂いたものは全部それぞれ本人名義の口座に貯金しているので、うちはかっちんが一番お金持ちなんです。(時々たけっちっちにたかられているようですが、母が管理しているのであげません。)

まだおうちのローンも30年以上あるし。。。量的緩和の解除とか言ってるし。。。
がんばって繰り上げ返済分ためなきゃいけないし(;_;)

親の経済状態で子供の教育に格差が出来てしまうというのは、下流社会にも書いてありましたが、こういうことなのでしょうか。